エレガントなキャンバス21チェアが再登場 ボーエ・モーエンセン
過去と現在が調和するなか、私たちは1968年にボーエ・モーエンセンがデザインした〈キャンバス21チェア〉を再びご紹介できることを誇りに思います。このエレガントな椅子は、モーエンセンの従来の高級レザーファニチャーとは一線を画し、無垢材のフレーム、手ざわり豊かなキャンバス、上品な真鍮のディテールによって、軽やかでカジュアルな美しさを体現しています。
洗練されながらも親しみやすい〈キャンバス21チェア〉は、モーエンセンの代表作〈スパニッシュチェア〉の優雅さを受け継ぎつつ、より軽快でコンパクトなフォルムを実現。シンプルで誠実な構造はモーエンセンならではのプロポーションを映し出し、あらゆる空間に時を超えて寄り添います。
当初〈BM2221〉として知られていた〈キャンバス21チェア〉は、1970年代を通じてさまざまな仕様で生産されました。この多用途な椅子は、モーエンセン自身のゲントフテの自邸や、フレデリシアを支えるグラヴァーセン家の邸宅をはじめ、ルイジアナ美術館の創設者が講堂用に選んだことでも知られるなど、多彩なシーンで愛用され、その汎用性の高さを証明しました。
先駆的なデザイナー
ボーエ・モーエンセン(1914–1972)はフレデリシアの創設デザイナーとして、デンマーク・モダニズムの形成に大きな役割を果たしました。世代を超えて受け継がれる機能的で美しい家具をつくるという生涯の志は、今なお色あせません。キャリアを通じ、世界各地の文化から着想を得たモーエンセンは、単なる道具を超えて人々の暮らしを豊かにする日常家具の創造に身を捧げました。自然素材を巧みに生かし、時代を問わない表現へ昇華させる卓越した才能により、そのデザインは時代も世代も文化も越えて輝き続けています。
モーエンセンのビジョンは、抑制された美学によって静けさと慎ましさを呼び起こし、人々に飾らない生き方を促す家具をつくることでした。素材とプロポーションを読み解く巧みさで知られる彼は、水平・垂直のシンプルな線と面を強調し、生産の容易さと審美的な明快さを兼ね備えた美しく個性的な家具を生み出しました。
もっと探索する
ボーエ・モーエンセンのクラフトマンシップと卓越したビジュアルデザインを体感してください。
1 of 4